塗装に関するQ&A

屋根や外壁の塗装は「築10年が目安」と言われています。このように、塗り替えはめったにあるわけではないため、戸建てにお住まいの方でも「塗装」についての知識をお持ちの方は少ないものです。

そこで、普段からお客様に質問されることが多い疑問点をいくつか挙げてみました。塗装をご検討される際の参考にしていただければ幸いです。

 

  • 塗り替え時期は何を目安にすればよいですか?

    外壁の汚れや色褪せが著しく目立ったり、ひび割れや塗装の剥がれ、カビや藻の発生といった症状が現れたら塗り替えの時期が来たサインです。

    また、そのような症状がなくても、チョーキング現象(外壁の表面を手でこすると白い粉がつく)やヘアクラック(髪の毛のような細かいヒビ)が発生しているようであれば塗装の防水機能が失われたということになります。

    さらにお客様の目で見て分かりやすいのが、コーキングが痩せていたりヒビ割れが発生しているという点です。

    これらの症状が確認できたなら、塗り替え時期が訪れたとお考えください。

  • 塗り替えを行なうのに一番適した季節はいつですか?

    気温が5度以下のときや湿度が85%以上での塗装は避けなくてはいけません。なぜなら、塗装が剥がれたり塗膜の持ちを低下させる原因になるからです。

    また、真夏の炎天下では塗料の表面に直射日光が当たり、屋根が壁面の温度が著しく高いときに塗装を行なうと気泡が発生することがあるので注意が必要です。

    さらに、風が強いの工事はご近所に迷惑をかけるだけでなく、作業する職人に危険が伴いますので避けたほうが無難です。

    そして、このような事柄に気をつけて工事を行なえば、特に季節には関係ないと言えます。

     

  • プロの目で見た場合、職人の腕が良い、悪いの判断はどのようにつくのでしょうか?

    分かりやすく説明するため、「掃除」を例に挙げてみましょう。

    例えば雑巾がけをする場合、部屋の隅を丸く拭く人もいれば雑巾の端を壁の隅に当て、丁寧にこする人もいると思います。つまり、人には丁寧な性格の人もいれば雑な性格な人もいるわけで、職人にもそれは当てはまります。

    でも、お施主さんにしてみたら、工事を依頼した職人がとっちの性格なのか全く分かりませんよね。

    そこで良い方法をお教えします。

    それは、職人が乗って来た車の中や現場で材料を置いている場所をチェックすればすぐに分かります。それらがキチンと整理整頓されていれば丁寧な仕事をしてくれる職人さんだと推測できます。

    それと、一日の仕事が終ったあとのかたづけの状態ですね。「腕の良い職人」と言われる人は、そういった細かなところまでしっかりやっています。

     

  • 寿命と言われる前に塗装が剥がれてしまう原因は何でしょうか?

    塗料にはグレードによって目安となる寿命がありますが、その前に剥がれてしまう主な原因は次のようなものです。

    • 塗装を行なう前の洗浄がしっかなりなされなかったことによって、下地にゴミや汚れが不着したままだった場合。
    • 下地に水性系の旧塗膜があり、その上に溶剤系の塗料を塗った場合。
    • 下地に幾層もの旧塗膜があり、その上に塗装を行なった場合に剥離することが多い。
    • 塗料を薄め過ぎた場合。(塗料によって希釈率が定められている)
    • 下地洗浄した際の乾燥が不十分のまま塗装を行なった場合。(コロニアル屋根や北側の壁、梅雨時期や冬季は乾燥しにくい)
    • 下地剤を塗っていない、または下地剤の選定を誤ったため。

    いずれも塗装業者の知識不足、または工期に余裕をもたせていないなど故意による場合もあります。

     

  • 外壁の色の選び方に何かアドバイスがありますか?

    お客様に色をお選びいただく場合、一般的には塗料の「色見本」から選んでいただくのですが、実際にお客様の家に塗料を塗ったときのイメージは色見本からでは描きにくいのが現状です。

    なぜなら、塗料というものは、塗る場所の表面の模様や形、凹凸の深さによって同じ色の塗料でも驚くほど違う色に見えてしまうからです。

    さらに家の周囲の風景や太陽光の加減によっても違って見えます。従って、仕上がりは色見本で選んだ色より若干薄めに見えることを予想しておくといいと思います。

    もしご近所で気に入った色のお宅があれば、その色をイメージしておくといいのではないでしょうか。

     

どうしても色のイメージがつかめず迷われるお客様にはカラーシミュレーションにて対応させていただきます。